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マンション管理人.com

管理人をやりながら、世の中の色々を見ていきたい。

滞納給食費、大阪ではとうとう弁護士が回収に乗り出していますが…独身50男には分かりにくい問題だ。

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https://www.ac-illust.com/

2017.02.10

 

どうも、おしょぶ~^^/です。

少し前の時事と言うか話題なのですが、大阪市では滞納給食費を回収するのにとうとう弁護士を使うと決めたとか…ちょっと書いて行きますね。

 

この問題なんの情報も無しに、独身50男が考えると「何で給食費ぐらい払わないのだろう?」と言う感想しかないのです。思いつくのは生活苦ぐらいですかね。

●まず生活苦の面を見る

給食は各自治体でやっているので、対応が色々ですが大阪市の例をみていきましょう。

独身50男の考える、生活苦では?はどうやら違うようです。大阪市の小中学校は全員給食制を導入しています。

それに伴い、市では生活保護世帯には給食費を全額支給。経済困窮世帯には中学校で半額・小学校で全額支給する制度があります。

 

うん。ちゃんと困っている方に手当出来ていると思いますね。全員給食制度は結構お金がかかります。集めている給食費は月4500~6000円ですから、月大体20日のお昼を作ろうとすると足りません。材料費だけではないですからね、人件費・運送費・管理費など…市が補助で13億円ほど予算をとっています。

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 大阪市HP

まぁ、考えられるのは福祉は全て申告制ですから、今苦しいのに給食費の補助を申請していない方は少しはいるでしょうけど、全体の理由を表す数字にはほど遠いでしょう。

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https://www.ac-illust.com/

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大阪市の現状

2015年度末で、滞納額合計は1億1300万円! (๑ʘ∆ʘ๑)

大阪市は大きな自治体ですので、滞納率0.何%でもこんな大きな金額になってしまいます。確かにほったらかしには出来ない金額ですね。

 

教育委員会の担当は「支払う能力があるのに滞納している家庭がある。公平な支払いを目指す」とコメントしています。

まぁ、もっともな話ですね。

●なぜ払わないのか?

ちょっと話が逸れますが、世の中「なんでこんな事に詳しいの?」「なんでこんな事を研究しているの?」って方がいます!この間はフンコロガシを何十年も研究している方の話題に触れ、ちょっとシュール感に包まれたのですが給食費滞納問題にも詳しい方が居るんですよ!とここに戻るわけです^^

 

で、今回注目した方が鳫咲子さん。 

給食費未納 子どもの貧困と食生活格差 (光文社新書)

給食費未納 子どもの貧困と食生活格差 (光文社新書)

 

自己紹介
2012年4月からマネジメント学科の教員になりました。その前は、国会の参議院事務局で、国会議員の立法活動のための調査や事務の仕事を公務員として27年間行ってきました。
両親が小学校の教員だったため、女性が続けられる職業として教員をすすめられましたが、法律を学び公務員になりました。大学を卒業した時は、自分がよもや大学の教員になるとは思っていませんでした。仕事を通じて、さまざまな現実の課題に触れて改めて勉強したいと思い、働きながら社会人として大学院で学びました。仕事の傍ら非常勤講師として、大学院生に主に法律ができるまでの過程などについても教えていました。
より良い社会を作るために国や自治体は、税金などを使って多くの仕事を行っています。若者の就職、子育て支援、震災復興など社会のさまざまな問題が私たちの生活に密接に関係しています。私たち市民にとって、暮らしやすい国・地域をつくるには、どうしたらよいか皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。
専門
公共政策、立法過程論
現在の研究テーマ
子ども・女性の貧困

跡見学園女子大学 ウェブサイトより

このキャリアだと法律とかは詳しいでしょうね。子供の貧困を研究する過程で、給食費滞納にも関わったと言う順番でしょうか。

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https://www.ac-illust.com/

※今回はこの方の著書を読んだわけではなく、インタビュー記事を読んで書きますので、本の内容とマッチしない点があるかもしれません。

 

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 給食の未納は率にするとそんなに大きくありません。2012年の調査では小学生が0.8%、中学生が1.2%、小・中平均して0.9%だそうです。

確かに少ないですね。なんでこんなに騒がれたのでしょうか?

まぁ、自分の子供の給食費ぐらい払ったれや!みたいな感情かな~^^;

 

で、先生は国民健康保険の未納は10%・国民年金の未納は40%である事を考えると、給食費は優先的に払っているのではないかと仮定してます。

自分も介護のブログを書いてますが、この分析概ね納得。

 

憲法で義務教育は無償と定めていますが、まぁ少しはいるよね。その金額が小学生は年間10万円・中学生は17万円なのだそうで、この負担増が小学生の給食費未納0.8%・中学生は1.2%の差になっているのではないかと。

この先生は、貧困の専門家ですので隠れた貧困を探しているのでしょう。見つけないと解決できないですからね。

 

神奈川県海老名市で行われた未納家庭への聞き取り調査では、支払い遅れの7割が「給料日前で手持ちがない」という理由を挙げていますと先生は書いていますが、筆者は「そうなら遅れてでも良いので払って下さい」と思うのですが違うのでしょうか?

 

また別の側面で、行政側の人手不足で実態がつかめていないとの指摘も書かれています。

情報開示請求で自治体の就学援助データを見せてもらったのですが、統計を整備する余裕がないのだろうというのが正直な感想です。「エビデンスにもとづく政策」と言われているにも関わらず、就学援助や給食費未納のデータは精度も不十分。しかも、その状態で「モラルの崩壊」という扇動的な部分だけが拡散してしまったと思います。もちろん、「経済的な問題」がないのにお金を払わない人も中にはいるでしょう。この場合は、一種の養育放棄など子どもが育つ環境としては不適切である可能性があり、「保護者の責任感や規範意識」の問題であると放置して良い状況ではありません。

http://synodos.jp/

分かる!わかるけどイマイチ納得出来ない…隠れた貧困もあると思うけど、この事を調べていて興味深いエピソードを読みました。ある中学が、3カ月以上給食費を払わない家庭は給食の支給をやめると通知すると、ほとんどの家庭が払う意思を示したとの事。

 

だから、筆者はちゃんと段取りを踏めばいいと思う。大阪市の話に戻るけど、全額や半額負担してくれる制度があるのだから、本当に苦しい方は申請をして払わない・払える方は理屈つけないで払うで良くないですか?

 

※ただ、筆者的には子供の給食を止めるのは良くないと思います。

先生もこう言ってます。

子どもの権利条約の第3条では「子どもに関するすべての措置をとるに当たっては、行政当局によっておこなわれるものであっても、子どもの最善の利益が主として考慮されるべき」とあります。親との関係において、給食を停止することは、この条項に反しています。子どもは親と別の人格として尊重されるべきです。

http://synodos.jp/

まぁ、学者さんだから難しい表現だけどこんな小難しいこと言わないでも、子供には腹一杯食べてほしいよね^^

 

じゃ、またね^^/

 

※鳫咲子さんの本はこちらから↓

徹底調査 子供の貧困が日本を滅ぼす 社会的損失40兆円の衝撃 (文春新書)

徹底調査 子供の貧困が日本を滅ぼす 社会的損失40兆円の衝撃 (文春新書)

 

 

給食費未納 子どもの貧困と食生活格差 (光文社新書)

給食費未納 子どもの貧困と食生活格差 (光文社新書)