おしょぶ~の~と

旧ブログ名「マンション管理人.com」2017.08改名

過労死ライン未達だが、労災が認定された理由。「ものの限度がわからない人は、人を雇用してはいけない」

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2017.05.07

 

どうも、おしょぶ~^^/です。

 

 

◆ちょっと初めに書いておきたい

誤解を恐れず書くと、世の中何もかもがルール通りじゃないといけないとは思っていません。車のハンドルで言う、(あそび)ぐらいの幅を持たせた理解と運用って言うんですかね。表現が難しいのですが…

 

おしょぶ~は学生時代にケンタッキーフライドチキンで、アルバイトをしていた時期があります。みなさん想像はつくと思いますが、一番忙しいのはクリスマス^^;もう、ケンタのクリスマスはスタッフにとっては地獄です。

 

で、社員さんが店舗前のホテルで泊り込むって言うんですよ!交代で仮眠とりながら、狂ったように3日間、チキンを揚げ続けるって言うんです。おれ、バイトだったけど俺もやります!なんてね(若い^^)

 

何が言いたいかって言うと、こんな感じの無理は時にはあっても許されるのかな~なんて個人的には思います。当然、この3日は当時の労働基準法でも違反です^^;

もちろん「それでも駄目だ!」と言う意見は、否定はしません。

 

居酒屋の忘年会シーズン・ケーキ屋のクリスマス・チョコレート屋のバレンタインなど、まぁおしょぶ~は飲食出身なので、この辺りが思い浮かぶのですが、色んな業界で色んな頑張り所ってあると思うんです。共に向上を目指してやっているわけですから、時には労使ががっちり組んでやることも有っていいのでは?と思っています。

 

大変昭和的な考えで、若い方には全否定されるかもですが^^;

で、この考え方にも基本があります。経営者がまともな人であること。株主の利益を向上させる事と従業員を守る事を、バランスよく考えれる人の下で働いている場合、頑張らなきゃいけないときは、頑張りますよ!と言う事です。(伝わったかな?)

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◆2015年の山口での事案です

2015年に山口県防府市の会社員の女性が亡くなった事案です。

女性は当時50歳、2007年から防府市の弁当販売会社に勤めています。おそらくこの業界なら、2015年時点でベテランスタッフの位置づけでしょう。

 

2015年11月、自宅で急死し心臓疾患の疑いがあるとされました。

で、今回記事の題名でもお分かりの通り、労災認定がおりました。

ただ、この方は「過労死ライン」は超えていませんでした。では何故認められたのでしょう?

◆過労死ライン

過労死ラインって知っていますか?「聞いた事はあるけど、詳しくは…」て人が多いかもしれませんね。

 

過労死ラインは、時間外労働が直前の1ヶ月間に100時間以上か、2~6ヶ月にわたり1ヶ月あたり80時間を超える残業があったことを目安としています。

労働災害認定で労働と過労死との因果関係の判定に用いられる数字です。

 

※この女性の場合、直前1ヶ月の残業は約70時間で2~6ヶ月の平均は、約71~77時間でした。

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◆残業数字だけでははかれない疲労

この女性は半年で4日しか休めていません。直前の8~11月に91日連続勤務もありました。この実情をもとに山口労働基準監督署は今年の2月に労災を認定しました。

融通の利かない役所としては、思い切った判断をしてくれており、労働者の一人としてほっとしますね。

 

問題は当然経営者はわかっていたはずです。残業時間だけを過労死ラインに合わせて、おそらくはベテランの使いやすい彼女に、少しずつ無理を頼みながら勤務をさせたのではないでしょうか?こう言うのは本当に性格が関係してきます。

 

極端な人手不足の現状で、人が良すぎるひとは断れないですね。「わたしが休んだら他の人に負担がすごくかかる」とか思うのでしょう。それが違法の出勤要請であってもね。労働基準法では最低でも月4日の公休を従業員に取らせなければいけません。

それを半年に4日なんて…

 

立場で見えるものが変わってくるのは事実ですが、ものの限度がわからない人は、人を雇用してはいけないと思います。

もし、あなたがこんな職場で働いているならすぐに逃げてくださいね。

 

じゃ、またね^^/