2020.07.27
どうも、おしょぶ~^^/です。
久しくコラムは書いておりませんでしたが、おしょぶ~の想像力を掻き立てる出来事が…
共同通信の報道によりますと、北朝鮮の「朝鮮中央通信」は7月26日付けで「開城(ケソン)市」で新型コロナウイルス感染が疑われる事例が発生し、7月24日午後から同市が完全封鎖されたと報じている事を伝えています。
北朝鮮関連の報道ではいつもの事ですが、事実かどうかは分かりません。共同通信はあくまで「朝鮮中央通信」がそう伝えた…と言う事実を伝えているだけで、内容の精査は出来ませんから。
この記事では、「事実である前提」で以後想像力を働かせて書いて行きたいと思います。
◆脱北者が帰って来て、それが感染者だった!?
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
これは共同通信ではなく、韓国の聯合ニュース(ヨンハプ(ヨナプ)ニュース)が伝えている事です。
「朝鮮中央通信」は、感染した人物は韓国から戻った脱北者だとしています。
その人物を聯合ニュースは特定している様で…
- ソウル近郊金浦市(キムポ市)在住
- 20代の男性
- 2017年に川を泳いで韓国に脱北
- 今回も泳いで北朝鮮に戻った可能性
と、報じているのですが、これすごくないですか?
今は世界中に情報が行き交う時代ですから、北朝鮮と言えども「世界の情報を完全にシャットアウト」するのは難しいでしょう。
となると、20代の若者が「南」に憧れを持つのは自然の流れです。
ただ、ここで大多数の者は諦める…命がけだから。
数少ない方が、人生をかけ命がけで川を泳ぎ脱北します。見つかってその場で銃で撃たれる方もいると聞きます…
彼は運良く2017年に成功しているんですよ!
なぜ3年後、北朝鮮に帰る為に、また命がけで川を泳いだのでしょうか?
西側の感覚で行けば、まず帰る途中の川で撃たれるかも知れない・無事帰ったとして「脱北者」として最悪死刑まである。
このリスクを背負ってまで帰る可能性は、拙い筆者の想像力では3パターンぐらいか…
- 実際の韓国での生活に絶望
- 自国に残した大切な人の危機
- 元々、仕組まれたスパイだった
まだあるとは思いますが、思い浮かびません。
実際、韓国では「脱北者差別」があるとよく聞きます。憧れの「南」に行っても、幸せな生活を手に入れるのは容易ではないでしょう。
また、自国に大切な人を残したまま脱北すれば、その大切な人が裁かれたり・病気や事故で危険な立場になる事も十分あるでしょう。
あとは、ミッションインポッシブルではありませんが、その脱北行為自体スパイ活動で「任期」が終了して、ある意味安全に川を泳いだかも知れません。
いずれにしても、彼には映画や小説になる様なストーリーがあると思います。
それだけでも凄いのに、彼が実は「コロナウイルス感染者」だったと…
これについて、韓国軍合同参謀本部は人物の特定までは至っていませんが、「越境に関する北朝鮮の主張は事実である可能性が高い」としています。
どうやら、コロナウイルス感染者かどうかはわかりませんが、脱北者が川を渡って北に戻ったと言う事案は「角度が高い」話の様です。
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◆北朝鮮非常事態宣言と開城市を完全封鎖
報道によりますと、北朝鮮労働党政治局は7月25日に「非常拡大会議」を平壌(ピョンヤン)で行いました。
金正恩党委員長は非常事態を宣言!最大限の対策を指示したとそうです。
日本の様に「緊急事態宣言」ではなく、「非常事態宣言」です。独裁国家だけに、かなりの法的拘束力を持つでしょう。
都市封鎖では、中国の「武漢」の徹底ぶりが有名ですが、北朝鮮が都市封鎖をするとなると、それよりキツイ事が容易に想像出来ます。
あまり北朝鮮情勢に興味のない方も、記憶に新しいと思います「金正恩氏死亡・重篤説」はつい先日まで、北朝鮮専門家を名乗る方々により、まことしやかに情報が流されていました。
その北朝鮮専門家を名乗る方々はその事をすっかりお忘れの様です(笑)。
北の将軍様は無事です(笑)。どうやら、いま強い説はコロナに感染しない様に、金与正氏(キム・ヨジョン氏)に表舞台を任せて、陰から指示を出していたようです。
北朝鮮は、自国の経済を犠牲にして2月以降、中国・ロシアとの国境を完全封鎖しています。おかげで、3月の中朝貿易は前年対比10%以下に落ち込んでいる模様です(※中国税関総署統計)。
それだけの犠牲を払っても国境を封鎖する程、金正恩氏は「コロナを恐れている」と言えるかも知れません。
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◆北朝鮮は、なぜ今コロナを認めたのか?舞台が開城市なのはただの偶然なのか…
Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像
金正恩氏は自分を政治の表舞台から消してでも・タダでさへ弱い経済を犠牲にしてでも「自身や中央部のコロナ感染を恐れた」のなら、開城市封鎖も非常事態宣言も納得出来ない事はありません。
でも、時期と場所が引っ掛かる…苦笑。
北朝鮮は今まで「コロナウイルス感染者は0」として来ました。
0と言うのは、かなり無理のある話ですが、すごい独裁国家ですから「管理」は自由の国より出来ており「ある程度感染防止に成功」しているとみる専門家も居ます。
「コロナウイルス感染者は0」宣言は、国内外への優良国家アピールでしょうか。
でも、ココに来て「1名の感染疑い例」だけで、都市封鎖・非常事態宣言・国外への情報流布…
北朝鮮メディアは「感染者と疑われる釈然としない結果が出た」と表現しています。
これが本当なら、確定診断さへ出ていない…北朝鮮が正確な診断をする能力が無いと見る人もいます。
筆者には今まで0宣言をしておいて、たった一人の感染疑い例が出ただけで手の平を返す理由が浮かびません。
浮かびませんが、舞台が開城市である事に何かヒントがありそうです…
開城市は南北経済協力事業が行われていた市でもありますので、ある意味韓国との窓口みたいな都市です。
みなさんの記憶で解りやすいのは、南北共同連絡事務所が6月に爆破された…その場所なのです。
実は情報を整理し、これを書きながら自分の中にある引っ掛かりや仮設も整理して来たのですが…
【なぜこの時期か…】
もちろん北朝鮮が今まで感染者0はありえないでしょう。
医療体制も諸外国に比べ、かなりレベルが低いと考えられます。検査もままならぬ…実は内外に0宣言をしたまま「管理」するのが無理な程、感染が広がって来たのではないでしょうか?それが、このタイミング。
【なぜ開城市か…】
みなさんご存知の通り、北朝鮮は情報をコントロールしています。
感染者が出ている都市が、開城市だけと言うのも現実的ではありません。
となると…北朝鮮中央部が「初めて感染者が出た都市」を開城市にしようを選んだ事が考えられます。
独裁国家は常に仮想敵国が必要…特に何か「内政」で危機的状況に陥ると「◯◯のせいで!」と言うのが要ります。
経済が弱い最中にコロナ蔓延となれば、絶対必要です。国境を接する国「ロシア」「中国」「韓国」を考えた場合…まぁ、韓国ですよね!^^;
韓国が我が国にコロナをもたらした。しかも原因になった人物は脱北者で韓国で3年暮らして違法帰国した者…
祖国を裏切って韓国に行ったものの、南側は楽園ではなく祖国の方が良い国と気が付き、無理やり帰ってきたがコロナに感染していた。
どうでしょう?
- 脱北の愚かさ
- 他国の方がコロナが蔓延
- 自国のすばらしさ
このストーリーなら、上記の3つのイメージアピールも出来るし、上手く行けば「韓国からの何らかの支援」を引き出せるかも?知れません。
(*'ω'*) あ!長々と妄想を書いてしまいました。事実はわかりません。
では、またお会いしましょう^^/チャオ!
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