2017.12.15
どうも、おしょぶ~^^/です。
わたしは、このブログの他に介護系のブログを書いている都合上、よく医療関係記事を読みます(分かりもしないのに…笑)
その感覚で言うと、がんの研究はかなり進んでいる感覚でしたが、落とし穴がありました。それは現役(特に20~39歳)世代の研究の遅れです。
◆世界保健機構(WHO)の初まとめ
世界保健機構(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC)は、20~39歳の若年成人のがんについて、世界の新規診断(発症)数と死亡数の年間推計を始めてまとめてプレスリリースしました。
2012年は約98万人が発症、36万人が死亡しています。特に注目は女性が発症の3分の2を占め、死亡も過半数を占めている事です。
上記でも書きましたが、これまではがんの研究は患者が多い高齢者と、治すことが出来ればその後の生存期間が長い、子供に重点が置かれていました。
働き盛りの現役世代は、実態の把握が遅れていたことは事実です。しかし、わたし思うんですが、若いとがんの進みも早くあっと言う間にあの世行き!みたいなところがあるじゃないですか…現役世代が減りつつある日本としてはこれではいけませんね^^;
世界がどうあれ、日本は現役世代のがんの研究もどんどん進めて欲しいですね。
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◆調査概要
IARCが今回行った推計は、合計27種類のがんについて、世界184か国のデータを基にしています。発症数でもっとも多かったのは、女性の乳がんで約19万1千人・次いで子宮頸がん約11万1千人・甲状腺がん約7万9千人・白血病約4万9千人…と続いています。
死亡数の方では、これも乳がんが約4万9千人とトップ・白血病と肝臓がんが約3万6千人・子宮頚がんが約2万8千人でした。乳がん・子宮頸がんが多いわけですから、自然と女性が占める率が多くなるわけです。
若年に対しての…
- がんの発症/女性率 65%
- がんの死亡/女性率 54%
乳がん注意!
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◆改善の道がありそう^^
これね、世界でこの数ですから世界人口全体からしたら割合はすごく少ないんです。だからこの年代が後回しになったとも言えますが、おしょぶ~は若くで亡くなってほしくありません。
実は改善の道はありそうなんです。IARCはこう言っています。
若年成人のがんは「喫煙・飲酒と関係の深いがんは少ない…」
どう言う事かと言うと、予防手段がとれるがんが多いと言う事です。
具体例では、子宮頸がん・B型肝炎ウイルスによるがんはワクチンによって、大きな削減が期待できます。また乳がん・子宮頸がんは検診によって早期発見の可能性もあります。大事な事は、若い人が正しい知識を持ちリスクを理解して、適正な医療機関とのつながりを持つことが大切と思います。
わたしも経験がありますが若いと、ちょい調子が悪いくらいならおっさんより元気ですから、ついつい病院が後回しになるんですね^^;(わかる)
だから、調子が良いとか悪いとか関係なしで定期的に検診(ちょっと、お金かかるけどね)が大事ですね。
では、若者諸君!お互い気をつけてやっていきましょう。
^^/チャオ!