2016.11.29
2017.02.15再更新
どうも、おしょぶ~です。
いや~寒くなってきました。おしょぶ~は寒いのは苦手なのですが、ひとつ良いことがあるのです。ものが美味しい^^
わたしもワーキングプアになる前は、週に2度ほど小料理屋は通っておりました。
まぁ、メニューも値段表もなく「今日は何が美味しいの?」なんて注文の仕方で、女将さんが「ちょいとあんた、おしょぶ~さん、てっさとひれ酒だって!」
^^;「いや、そんな注文はしていませんが…」
そして、うなじ美人の女将さんが「ささ、一杯どうぞ」なんてお酌してくれて…
あっ!駄目だ^^;横道に逸れてる。
【お通しは有料?】
この論争、ネットで読んだことある人多いと思います。
ネットでは、それらしくあーでもないこーでもない…弁護士も書いていますが、いい加減な感じ。
これ、一言で言うと「結論出ていません」
法律は書かれいる事と、運用とは別なんですね。法律文の解釈として確定させるのは最高裁の判例ですが、まぁ200~1500円ぐらいのお通しについて、最高裁まで戦う人がいない^^;
居酒屋大手チェーンなら、手をつける前に「いらない」と言えば、今は対応してくれます。
※今日のお話はそこじゃない!
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【お通しを見れば、その店が見える】
魚を捌いて、お刺身用に準備しますね。これ、適正使用時間はどれぐらい?だと思いますか?
法律では決まっていません。大手チェーンでは48時間のマニュアルの会社が多いです。
実際、職人さんがちゃんと処理して保存すれば3日でも楽勝です。
ですが、一日で落とす店がやっぱり信用できる。落とすは業界用語ですが、お通しに落とす、なんてつかいます。もうわかりますね。
そう、刺身用から加熱用にまわす事です。
※「お通し」と言う言葉自体の語源は、諸説ありますがお客様を「お通しする」から来ているのが有力です。
【安いお通しに良いものが出て来るお店】
刺身用で仕入れて、残る→明日も刺身に使う、これ悪いことではありません。
ただ、これをきっちりランチ用に落とす・お通し用に落とす店は、次の日は次の日に入った魚が刺身になります。
例えば、刺身用に仕入れたけど残ったから焼き魚用にするは、簡単ですが焼き魚がそんなに出ない。じゃまくさがりの板さんは刺身に使っちゃう^^;
でも、ちゃんと処理して焚き物・焼き物・漬けなどにして、お通しとして出すのが正解!
【お通しにマカロニサラダ!?】
業務用のマカロニサラダなんて、30グラム原価10円もしない。総合居酒屋なら目をつぶるが、料理屋でそんなのが出てきたら、その店は今後行かない。
残りそうな材料を落とせば、いくらでも美味しいお通しが作れるのに、じゃまくさいからしないで、廃棄してその原価分は売れる料理の価格に上乗せ!!
※ちゃんと、板さんが仕事をしている店は「お通し」が一品料理として、成り立っているものです。ご参考にして頂いて、よいお店と出会って下さいね。
じゃ、またね^^/
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