おしょぶ~の~と

食レポを中心に、いろんな事を書いている雑記ブログです。

MENU

【マンション管理人】人手不足がいよいよ現場を圧迫しだした!

f:id:masaru-masaru-3889:20180409101653j:plain

イメージイラスト

2018.04.09

 

どうも、現役マンション管理人おしょぶ~^^/です。

何やら、総合人材サービスのマンパワーグループ株式会社の調査の結果では、世界で組織や企業が感じている「人手不足感」は86%で、日本が世界一らしいですね^^;(えらいこっちゃ!)

日本で人材不足を感じている企業は86%、世界一人材不足感が強い結果に | 人材紹介・派遣会社のマンパワーグループ

 

一年前ぐらいに、東洋経済がこの記事を打ち一時話題になりました。

toyokeizai.net

◆マンション管理人の人手不足がいよいよ本格化

おしょぶ~も以前から人手不足の業界である事は認識しておりましたが、現場レベルでは言うほど感じておりませんでした。人手不足の情報は、東京発が多いですので関西はまだ余裕があったのかも知れません。

 

ところが今月、ある通達が流れてきました。

「有給休暇の申請を、今までより前もってする事」

みなさんご承知の通り、マンション管理人は大きな物件以外は、ひとり現場が多いです。夏季休暇(お盆)・年末年始休暇はマンション管理組合との取り決めで、事務所を無人にして休む事が出来ます。

 

ところが、法定有給休暇などは代わりの人間を、派遣しなければなりません。

その役割を担っているのが、「代行管理人」の方々です。

※代行管理人について詳しい記事はこちら↓

osyobu-osyobu-3889.hatenadiary.jp

きっちり決まったルールはありませんでしたが、いわゆる不文律 で2週間前申請でした。これを1か月前申請に変えると言う事です。

理由は簡単です。2週間では代行管理人を見つける事が難しくなったからです。

◆代行管理人を通常管理人へせざるを得ない

代行管理人は常勤者と登録者に分かれます。常勤者は主に、通常管理人の病気や、退職で次の人が決まるまで間など、わりと長く代行をしないといけない現場に優先して入り、余裕があれば有給の穴埋めにも入ると言う感じなんです。

 

ところが最近、通常管理人が辞めた後の後任が中々決まらず、そのままはまり込んでしまう事例が増えて来ました。

 

と、なると私どもの有給を埋めてくれるのは、登録者代行管理人になるわけですが、この人たちがなぜ?登録者と言う立ち位置を選んでいるか…そんなに働きたくないんです(笑)

 

ある程度の年齢になり、年金もあるし貯えもある…まぁ暇つぶしと健康のために週2日ほど働いとくか!(笑)みたいな方が多いので、常勤代行管理人が回れなくなった分を埋めろと言われても、お断りですよね^^;

 

ある人は、登録者代行管理人なのに週6勤務の依頼が来たそうです。

そんなことするぐらいなら、就職しますよね(爆)^^;

「だから…そんなに働きたくないんだよ!」

そう、言ってやったそうです(笑)。

 

ただ、おしょぶ~は困るんですね~たいがい有給を取る時は、両親の介護絡みの急用が多いから、1ヶ月前に申請は厳しい^^;

◆定年退職者が選んでくれる事に胡坐をかいていた

この業界に入ってくる多くのパターンは、どこかで長く勤めて60歳で定年、65歳の年金支給までのつなぎでの入社です。

 

ところが、この人手不足で今までの企業が60歳でその労働者を手放さなくなったり、他の業界が高齢者相手でも、時給を上げて来たりしているためマンション管理人を人生第2の仕事に選んでくれなくなっています。

 

大手マンション管理会社は保守的な会社が多いので、今から議論してマンション管理人の待遇改善にはかなり時間がかかるんじゃないかな~^^;

 

いま流行りのロボット化やAI化は、結局マンション住民の管理費UPにつながるので、難しいと思うし…うちの業界の人手不足は続く模様(苦笑)

 

では、また会いましょう^^/チャオ!

スポンサーリンク